【天然の消臭 / 抗菌】
熟れる前の青い渋柿をつぶし発酵させてものを「柿渋」といいます。柿渋の歴史は古く、防虫防腐効果があることから、平安時代から衣服の染料や魚網・和傘・家具など日常生活の中で取り入れられてきました。

【先染めの糸を使用した柿渋染めの生地】
柿渋や墨などを糸から染め、タテ糸とヨコ糸に配置し生地に仕上げました。
職人が糸1本1本を何度も染料に浸けて染める手間のかかる作業ですが、手間をかけた分、風合いに暖かみがあり希少性の高いモノとなっております。
柿渋糸を墨糸やインディゴ糸と交織する事で、今までになり風合いの生地が生まれました。
柿渋は年数が経つほど深みのある色へと変化し、インディゴは使い込むほど味わいが出てきます。双方が織り成す変化をお楽しみ頂けたら幸いです。

＊「交織」とは。
タテ糸とヨコ糸に2種類以上の異なる糸を用いて織ることを言います。綿と絹、綿と毛など天然繊維の交織は古くから行われている昔ながらの技術です。

【ご注意】
・商品に使われている生地は「天然染」のため、色落ちする事があります。
染料の性質上、水や汗等で濡れた時や強くこすられた場合、他のものに色移りする事がございますので、濡れたままの放置はお避け下さい。

素　材：綿100％
生産国：日本
サイズ：14.5ｃｍ×18.5ｃｍ