こちらの商品は「交織」という昔ながらの技術を使って織られた生地を使用しております。

【交織】
タテ糸とヨコ糸に2種類以上の異なる糸を用いて織る事を交織（こうしょく）と言います。
綿と絹・綿と毛など天然繊維の交織は古くから盛んに行われておりました。

【先染めの糸を使用】
柿渋や墨などを糸から染め交織し生地に仕上げました。
糸から染める柿渋染や墨染は、糸1本１本を何度も染料に浸けて染める手間のかかる作業です。
出来上がりに時間はかかりますが、その手間の分暖かみのある希少性の高いモノに仕上がります。柿渋糸を墨糸やインディゴ糸と交織する事で、新しい風合いのある生地が生まれました。
柿渋は年数が経つほど深みのある色へと変化し、インディゴは使い込むほど味わいが出てきます。双方が織りなす変化をお楽しみ下さい。

【商品の特徴】
シンプルに仕上げたカードケースはユニセックスでお使い頂けるアイテムです。
よく使われる厚みの名刺ですと約50枚。厚み1ｃｍほどまで入ります。
内側に使われているチェックの生地は、江戸時代から続く伊勢の伝統織物「伊勢木綿」を使用しております。その風合いは、やわらかくどこかぬくもりが感じられます。
武骨な感じの表生地とやわらかな雰囲気の裏生地との対比をお楽しみください。

【ご注意】
・商品に使われている生地は「天然染」のため、色落ちする事があります。
染料の性質上、水や汗等で濡れた時や強くこすられた場合、他のものに色移りする事がございますので、濡れたままの放置はお避け下さい。
・内側の伊勢木綿は各色とも同じ柄を使用しておりますが、生地の取り具合によって多少色柄が異なります。